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ReESEL~リーゼル~(高純度バイオディーゼル燃料)

2030年、2050年に向けた温暖化対策をReESELで後押しします!

ケイナンクリーンでは長年廃棄物の収集運搬・処分・リサイクルを行い
その中で主にリサイクル業を通して環境活動に貢献してきました。

ReESELは使用するだけで(B100の場合)CO2がゼロカウントに
今軽油の代替え燃料として多くの方から注目されています。

従来のバイオディーゼル(BDF)とReSELの違いは?

バイオディーゼル(BDF)とReSELの違いは?

BDFとは
BIO Disel Fuel(バイオディーゼルフューエル)

Bio Diesel Fuel(バイオディーゼルフューエル)の略で、植物性の油を原料にしたディーゼルエンジン用の燃料のこと。一般にはバイオディーゼルという名称で知られ、日本では使用済みの天ぷら油(廃食用油)を精製して軽油の代替燃料としてディーゼルエンジンに使用できるほか、さまざまなメリット、特徴を持っています。

国内最新技術減圧蒸留処理により不純物がゼロに!

従来のBDFは不純物を完全に除去することができず燃料フィルターがつまってしまう車両トラブルがありました。

国内最新技術
減圧蒸留処理により
不純物がゼロに!

96%国内最新技術減圧蒸留処理により不純物がゼロに!99.9%

※残り0.1%は腐食防止剤です。

国内最新技術減圧蒸留処理により不純物がゼロに!

国内最新技術減圧蒸留処理により不純物がゼロに!

ReESELの特徴

  • 特殊な改造等必要なく、軽油の代わりにそのままご使用いただけます。
  • CO2がゼロカウントになるので脱炭素の活動に大幅に貢献します。
  • 軽油と比べ黒煙は3分の1以下、SOXはほとんど含まないクリーンな燃料です。

カーボンニュートラルとは

燃焼しても大気中の(co2)に影響を与えない性質を「カーボンニュートラル」といいReESELの原料が植物由来のため二酸化炭素排出量がゼロカウントになります
このことからReESELは脱炭素社会に大幅に貢献いたします。

ReESELの特徴

バイオディーゼルの原料

バイオディーゼルの原料

主に廃食用油を再生して作られるバイオディーゼル燃料だけに、原料にできる油脂にも多くのバリエーションがあるのが特色。とりわけ常温で液体となる菜種油や大豆油がバイオディーゼル燃料にしやすく、同じ植物油脂でもパーム油、ヤシ油や豚油(ラード)などの動物精油しは固化しやすく燃料化には不向きと言えます。

国内の廃食油発生量

一般ごみとして、年間約10万トンの廃食用油が捨てられています

国内で1年間に発生する廃食用油量は約41~55万トン。そのうち外食産業や食品工業から生じる廃食用油については以前より有効利用が進んでいるため、純粋にバイオディーゼル燃料の原料として利用できるのは家庭からの廃食用油で、年間11~25万トン程度と見込まれています。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

分野 供給量
(1,000t/年)
1人1年あたりg/(人・年) 廃食用油発生量
(1,000t/年)
供給量 廃油量
家庭
外食産業
食品工業
加工油脂
合計
619.9
671.5
767.8
429.9
2,842.2
4,857
5,262
6,017
3,330
19,466
950~1943
1,579
602
166
3,297~4,290
114~248
201
77
21
413~547

ケイナンクリーンのバイオディーゼル

「ReESEL」と「グリポン」の製法

ケイナンクリーンでは、バイオディーゼル燃料を活用した収集運搬車を運行するなど、いち早く自然エネルギーへの取り組みを進めてきました。
自社開発の「ReESEL」は、国内最新技術の減圧蒸留処理によって不純物を完全除去することに成功。従来のBDFで見られた、不純物による燃料フィルターのつまりトラブルの心配がなくなりました。また、アルカリ洗剤「グリポン」は、BDFができる過程で排出されるグリセリンを活用して作られました。自然由来で界面活性剤不使用のため肌にも環境にも優しく、しつこい油汚れに強いのが特徴です。

より多くの利用シーンを実現するために

混蔵装置で混合

混蔵装置で混合

混合燃料を給油
(自社の配達用ローリーへ)

混合燃料を給油(自社の配達用ローリーへ)

混合燃料をローリーでお客様へ配達

混合燃料をローリーでお客様へ配達

バイオディーゼル燃料(BDF)とは「生物由来の軽油」という意味の造語で、軽油の代替燃料として使用されています。菜種油などの植物油だけでなく、天ぷら油などとして使用した後の廃食用油等を原料として化学反応させ、生成した燃料です。
バイオディーゼル燃料100%使用の「B100」は、燃焼時の排出CO2と原料植物が吸収したCO2が同量と考えられるため、CO2排出量がゼロとカウントできます。
また、軽油に5%のバイオディーゼルを混ぜ合わせた「B5」も使用されています。「揮発油等の品質の確保等に関する法律」の強制規格を満たしており、品質に問題なく安全に使うことができます。

使用例

基本的には軽油の代替え燃料としてご使用いただけます。
導入の際に特に必要な工事や改良等必要なくそのままご使用いただけるので低コストで導入することが可能です。
1ℓあたり約2.6kgの二酸化炭素排出量削減+循環型社会構築が可能になります。

車両(トラック)

車両(トラック)

建設重機

建設重機

イベント

イベント

  • 船舶
  • ディーゼル発電機
  • 防災燃料
  • 建設工事
  • 農業(トラクター)など
  • ディーゼルエンジン車(普通車・トラック)
  • フォークリフト
  • など使い道はたくさんあります

日本初高純度バイオディーゼルを使用した空港実証実験がスタート

日本初高純度バイオディーゼルを使用した空港実証実験がスタート

2022年4月7日熊本空港にて空港内作業所に高純度バイオディーゼル30%、軽油70%の割合で混合した「B30燃料」を使用する国内初の実証実験がスタートしました。
経済産業省より試験利用の「大臣認定」を取得しており、“一般社団法人高純度バイオディーゼル燃料事業者連合会”が主体となり脱炭素社会の実現に向けて大きく動き出しました。

日本初高純度バイオディーゼルを使用した空港実証実験がスタート

日本初高純度バイオディーゼルを使用した空港実証実験がスタート

日本初高純度バイオディーゼルを使用した空港実証実験がスタート

代表理事 星子 桜文
副会長  近江 則明
事務局長 薮内 利和
顧 問  篠原 亮太 熊本県立大学名誉教(熊本県環境センター館長)
     木下 英二 鹿児島大学 工学部 教授(工学部学部長)

高純度バイオディーゼル燃料事業者連合会